COLUMN
ホームページ制作関連コラム
ホームページ制作は制作会社とフリーランス、どちらに依頼すべき?
この記事を書いた人
福岡でホームページ制作を行なっているフリーランスのサブローマルです。
客様の事業についてヒヤリングをおこないひとつひとつ『ていねい』にホームページの制作を行っています。
ホームページ制作を考えたとき、多くの方が直面するであろう悩みの一つに、「制作会社に依頼すべきか、それともフリーランスに依頼すべきか?」というものがあります。費用、クオリティ、コミュニケーション、サポート体制など、様々な要素を考慮すると、どちらを選ぶべきか迷ってしまうのも無理はありません。
それぞれのメリット・デメリットを浮き彫りにし、あなたに最適な選択肢を見つけるヒントを探っていきましょう。

今日はホームページ制作について相談に来ました。
実は今、会社のホームページをリニューアルしようと考えているのですが、どこに依頼すべきか決めかねていて…。
制作会社とフリーランス、どちらが良いのか悩んでいるんです。
確かに、どっちにも良い面とそうじゃない面がありますからね。迷うのも当然です。
今日はそのモヤモヤ、ぜーんぶ解消しちゃいましょう!
まずは、新しいホームページにどんなことを期待してるか、ざっくりで良いので教えてもらえますか?


今のホームページ、情報が古くなっちゃってて、うちの会社の魅力が全然伝わってない気がするんです。
新しいホームページでは、もっと会社の強みをアピールして、問い合わせとか資料請求を増やしたいなって思ってます。
デザインももっと今っぽく、かっこよくしたいですし、将来的にはブログとかも始めて、積極的に情報発信していきたいなって考えてます。
「問い合わせ増やしたい」「情報発信も強化したい」「デザインもこだわりたい」…これらを実現するには、それぞれの依頼先の特徴をしっかり理解しておくことが大事になってきます。
ではまず、制作会社にお願いする場合の良い面と注意点から見ていきましょうか。

制作会社のメリットと注意点は総合力と安定力


ホームページ制作って、デザインだけじゃなくて、プログラミングみたいな専門技術、SEO(検索で上位表示させるための対策)とか、書く内容(コンテンツ)を考えたりとか、すっごくいろんな専門知識が必要なんです。
制作会社には、そういった各分野のプロがチームとして集まってることが多いです。
例えば、デザインは専門の人が担当して、SEOに強い文章は別の人が担当する、みたいな。
だから、それぞれのプロが力を合わせて、クオリティが高くてバランスの取れたホームページが作れる可能性が高いです。


それに、制作会社ってたくさんのプロジェクトを手がけてるから、進め方とか品質管理がしっかりしてることが多いんです。
だから、「納期が遅れそう!」とか「あれ?話が違うぞ?」みたいなトラブルのリスクをぐっと減らせます。
万が一、制作途中で担当の人が急に休んだりしても、会社内で助け合ってくれるから、プロジェクトがストップしちゃう心配も少ないです。


以前、個人的な依頼で、連絡が滞って困った経験があるので、安定してるってのは魅力的です。
ホームページって、作って公開したら終わりじゃないんですよ。
公開した後の更新とか、何か問題が起きたときの対応、あとは「このページはもっとこうした方が良いですよ」みたいな改善提案まで、長く見てくれるんです。
保守契約を結べば、困ったときにすぐ対応してくれたり、定期的にメンテナンスしてくれたりするところも多いので、公開した後の不安も減らせます。


制作会社のデメリットは費用と柔軟性
一番気になるのは、やっぱり費用でしょうね。


人件費とかオフィスの家賃とか、会社を動かすためにお金がかかるので、どうしてもフリーランスの人に比べると費用が高くなる傾向があります。
特に、有名な制作会社とか、実績がたくさんあるところに頼むと、それなりの予算が必要になりますね。
もし予算が限られている場合は、選べる制作会社が少なくなっちゃう可能性もあります。


制作会社って、自分たちの決まった制作の流れとかルールを持ってる場合が多いんです。
それに沿ってプロジェクトを進めるのが基本になるので、細かい変更をお願いしたり、急な要望を出したりしたときに、すぐには対応できないケースも考えられます。
もちろん、臨機応変に対応してくれる会社もたくさんありますけど、フリーランスの人と比べると、どうしても融通が利きにくい面はあるって言えるでしょう。


フリーランスのメリットと注意点は費用とフットワークの軽さ
制作会社とは対照的に、フリーランスの一番の魅力は費用面にありますよ。


フリーランスは、基本的に一人で活動してるので、制作会社みたいに会社を維持するコストがかからないんです。
だから、制作会社に比べると、お手頃な価格で依頼できることが多いんです。
特に、予算があんまりない中小企業さんとか、個人で事業をやってる方にとっては、すごく大きなメリットになると思いますよ。


フリーランスの人は、自分の判断で仕事を進められるので、制作会社に比べて、もっと柔軟に対応してくれることが期待できます。
例えば、制作途中で「やっぱりこっちの方向にしたい!」とか、細かい修正をたくさんお願いしたくなったときでも、直接担当の人とやり取りできるから、早く柔軟に対応してくれることが多いんですよ。


フリーランスの場合、担当してくれる人が基本的に一人なので、最初の打ち合わせから、制作中、公開後のやり取りまで、ずーっと同じ人と話せます。
これって、情報の伝え間違いが少なくなったり、お互いの認識のズレが起きにくかったりするメリットがあるんですよ。


フリーランスのデメリットは安定性と専門性


あと、すごく人気のフリーランスさんだと、たくさんの仕事を抱えていることもあって、納期が遅れたり、連絡がちょっと滞ったりする可能性もゼロじゃないんです。


フリーランスの中には、デザインもプログラミングもSEOも全部できちゃうスーパーマンみたいな人もいますけど、特定の分野に特化している人も少なくないんです。
例えば、「デザインはめちゃくちゃ得意だけど、システム開発はちょっと苦手」みたいなケースもあります。
質問者さんが望んでいる「問い合わせや資料請求を増やしたい」っていう目標を達成するには、SEO対策とか、ブログで発信する内容(コンテンツマーケティング)とか、すごく幅広い知識が必要になりますよね。
一人のフリーランスで、これら全部を高いレベルでこなせる人って、本当に限られてるんです。


あと、万が一のトラブルへの対応力も、制作会社に比べると劣る可能性があります。
フリーランスは個人事業主なので、法律が絡むような複雑な問題とか、大きなトラブルが起きたときに、制作会社みたいな組織的なサポートは期待できないかもしれません。
だから、契約する前に「何かあったらどうする?」みたいなことを、ちゃんと確認しておくことが大事ですよ。

あなたにぴったりの依頼先を見つけるには?見るべきポイント!
だから、どちらが良い、悪いではなく、あなたにとってベストな選択を見つけるために、どこに注目すればいいか、という視点で考えていきましょう。


これらをじっくり考えて、比較検討してみてください。

1. ホームページの制作に掛けられる予算はどれくらい?

初期費用だけでなく、公開後の運用・保守にかかるランニングコストも考慮に入れることが大切です。
トータルでどれくらいかかるのか、見積もりの際にしっかり確認してください。

2. ホームページの目的は何?どんな機能が必須?






3. 求める品質とデザインのレベルは?



4. 公開後の運用・保守体制は?誰が何をする?
これは意外と見落とされがちですが、すごく大事なポイントです。

その場合、保守契約の内容や、トラブル時の対応フローを具体的に確認してください。

自分で更新する場合、CMS(コンテンツ管理システム)の操作方法を教えてくれるか、マニュアルを用意してくれるかも確認ポイントです。


5. コミュニケーションの取り方は?相性は合う?
実は、このコミュニケーションの相性が、プロジェクトの成功を大きく左右することもあります。





あなたのビジネスに最適なパートナー選びが成功の鍵


だからこそ、ご紹介した5つのポイントを参考に、複数の制作会社さんやフリーランスの方から話を聞いて、実績や提案内容、そして何よりも「この人(会社)となら、一緒に良いものが作れそう!」という信頼感を大切にして選んでください。
ホームページ制作は、これからのビジネスを左右する、すごく大事な投資です。
焦らず、じっくり、あなたにぴったりのパートナーを見つけてくださいね!


ホームページ制作は、これからのビジネスを左右する、すごく大事な投資です。焦らず、じっくり、あなたにぴったりのパートナーを見つけてくださいね!
